【日曜中山１Ｒ・３歳未勝利】

　◎セイウンアカマイはデビュー２戦の内容を見て、前走はダートへスイッチ。陣営はかなり色気を持っての出走となった。ところがまさかの出遅れ。コーナリングもぎこちなく苦しい競馬を強いられたなか、直線でいざエンジンがかかると力強い伸び脚で３着に猛追…砂適性の高さは示していた。中間はゲート練習を熱心に行い不安は既に解消済み。直前も美浦Ｗで４Ｆ52秒０。しっかりと攻め抜いて臨むここはまず大丈夫だろう。単勝と馬連で。

【日曜中山３Ｒ・３歳新馬】

　◎ナイアは馬格があり、いかにもダート馬という雰囲気。併せ馬でも古馬相手に互角に動いており、スケールの大きさを感じさせる一頭だ。パワー重視の馬場、流れは望むところ。気性も素直でゲートも速いとくれば、初戦から狙わずにはいられない。単勝＆馬連で勝負する。

【日曜中山12Ｒ・４歳上1000万下】

　有馬記念当日に同舞台で行われたグッドラックＨは、ラチ沿いの感触を確かめたい騎手心理が働いたか、インで大渋滞が起こった。なかでも◎イチダイは追うことすらできずに馬なりゴールイン。参考外の一戦だ。ダメージを残さなかったことがせめてもの救いで、その後の調整も順調。頭数が落ち着いたここは安全運転でも差し切れる。同じく不利が響いた○チャロネグロも反撃可能な態勢だ。

（馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹）

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