初陣飾る!◎リョーノテソーロ

【土曜東京4R・2歳未勝利】

 印のつく馬の陣営から、あまり威勢のいい話が聞こえて来ない。波乱のシーンも十分にある一戦だ。◎ドリームジャンボはデビュー当初、ケイコがいまひとつ実にならない状況だったなかで2着と資質の高さを披露。その後は適条件を絞れず結果もひと息だったが、前走で再度芝1400mを選択。大幅に持ち時計を詰めての4着に、陣営もこの条件が現状は最も合うと判断したようだ。攻め気配も上向きで、今週の美浦Wでの5F68秒8は自己ベスト。調教に自らまたがった田中剛調教師も「だいぶしっかりとしてきた」と高く評価する。馬場状態が気になるところだが、3連単軸1頭マルチで高配狙いといく。

【土曜東京5R・2歳新馬】

 関西馬が6頭参戦。それでも◎リョーノテソーロ本命は揺るがない。新馬戦での好走が目立つ武井亮厩舎の特徴は、メリハリをつけてとにかく乗り込むということ。この推奨馬も、デビューを迎える前の2歳馬とは思えないほど負荷をかけつつ調教を積まれてきた。古馬相手でも互角に動き、9月下旬には美浦Wで5F65秒台をたたき出すなど、中身がぎっしりと詰まっている。直前の動きも軽快そのもの。仕上げはほぼ完璧だ。単勝勝負。

【土曜東京12R・3歳上1000万下】

 ◎マジカルスペルは大型馬ながら、器用に立ち回れる機動力がセールスポイント。前走もスッと先行すると、直線は手応え通りの伸び脚で後続を完封…500万下では力が一枚上だった。もともと跳びが大きく、広いコースで伸び伸びと走らせた方がより力を発揮できるタイプ。東京変わり&距離延長なら威力倍増だ。底を見せていない○マイネルクラースと▲サトノティターンがライバルとなる。

(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)

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