国枝師のおすすめは
8週連続で勝ち星を挙げる国枝栄厩舎。今週も強力なラインアップで、まだまだ”確変”は続きそうだ。師に「今週のイチ推しは?」と聞くと、印が集まりそうな有力馬ではなく、土曜新潟2Rのシェリトリンドの名が真っ先に挙がった。こちらが馬柱を渡すと「メンバー、どう?」と逆取材。老眼であまり見えていなかったようだ。あれこれ話をした結果、「買い」と判断。この馬で9週連続Vを決める。
【東京1R・3歳未勝利】◎アヤシの前走は放牧転厩後の一戦。陣営も「1度レースを使ってから」とのジャッジだったが、直線はメンバー最速の上がりを駆使して0秒4差まで追い込んだ。「順調に使えたのは何よりだね。体調も上向いている」と勢司和浩調教師。1F延長で追走が楽になれば、うまく脚をためられるはず。配当的な妙味も見込めるだけに、狙っても面白いだろう。
【東京4R・3歳未勝利】◎グラスルーチェ。美浦Wの併せ馬では常に優勢で、先週は5F66秒6を馬なりでマークしている。最終追い切りはポリトラックを選択したが、5F63秒0-12秒1。古馬と互角の動きを見せた。もまれない競馬を希望する一頭で極端なレースになりそうだが、今の未勝利戦ならあっさりと勝っても驚きはしない。
【東京12R・4歳上1000万下】◎ジャストフォーユーはスピードの持続力が持ち味。急坂のある中山のようなコースはあまり良くない一方、好走歴が集中している東京芝7Fは最も得意としている舞台だ。開催最速となる時計で決着した4走前は0秒4差に踏ん張っており、3走前は2番手からしぶとく粘り0秒1差3着。馬場の回復が見込めるここは簡単には止まらない。前走が見せ場十分だった○インストアイベントが相手。
(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)
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