いつも通りのレースで、カレンリスベット

 障害デビューを目指すクロスボウが、先週試験を受けて好時計で合格。さらに重賞Vの実績を持つインパルスヒーローが障害練習を始めた。管理する国枝栄調教師は「もうひと花、咲かさせてあげたいね」と管理馬の活躍を思い描く。

 驚いたのはインパルスヒーローのジャンプのうまさ。「実は北総乗馬クラブで練習させていたんだよ。代表である林さんはオリンピックにも出場したことがある。最近、テレビにも出ていたよ」と言うので調べたら、このTV、見ていました。「炎の体育会TV」で華原朋美さんが馬術大会で優勝したもの。その華原さんを指導しているのが、林さんでした。

 「ジャンプを覚えるには乗馬がいいと思っていた。あとは、とにかく地道にコツコツやるしかない」と国枝師。今は種をまき、水をあげているところ。2頭が障害で花咲く時には、筆者の財布も満開といきたいものだ。

【土曜・中山10R・スピカS】

 ◎カレンリスベット。「経済コースを通って、あとは直線で外に出せれば」と国枝師は”いつも通り”のレースをイメージする。前走は上がり勝負に持ち込まれて万事休す。コーナー4つで、直線に坂のあるコースは最も力を発揮できる条件。2、3走前の内容からも即反撃に出る。

【土曜・中山4R・3歳新馬】

 さすがにレベルが下がった新馬戦。◎ゲキテキで勝負になるだろう。馬の成長を待った分、デビューは遅れたが、追うごとに力強い走りを見せている。体形からも、ダート短距離はぴったり。オッズと相談しながら勝負する。

【土曜・中山12R・4歳上1000万下】

 ◎ワンボーイは脚質転換を試みた2走前が強烈な伸び脚。前走も外から一気の末脚で突き抜けたように、ためてはじけさせる形で完全に軌道に乗った。この条件なら集中力を持続でき、さらには寒い時季に調子を上げるタイプ。昇級でもいきなり通用してもおかしくない。うまく外へ持ち出せるようなら前走の再現があっていいはずだ。安定した成績を残す○ヒカリブランデーが相手の本線となる。

(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)

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