今週も京都は雪?
雪の影響で火曜まで持ち越された京都競馬。日経新春杯出走組をはじめとする関東馬は、当然輸送済み。栗東への移動も噂されていたが、京都滞在で調整を進めていたそうだ。ウインインスパイアで京都入りしていた矢田調教厩務員は「オレのところにも『オマエどこにいるんだ?』と数人から連絡があったよ。京都にいるっつ~の。日経新春杯組の有力馬(笑)たちは馬場入りさせていたが、ウチの馬は装鞍所を使ったりして、運動していたんだ。萩原さんのところの新馬とほとんど一緒に行動していた」。その萩原厩舎のチリーシルバーが新馬戦を楽勝。「こんな縁もあったから応援していたよ。トモがまだ緩くてあの勝ち方だからね。相当な大物になりそう」と高く評価していた。「今週は中京だよ」と嘆いたが、勝ち負けが期待できる新馬だからか、表情は明るかった。詳細は明日に。
【土曜・中山5R・3歳未勝利】◎マツリダウメキチの初戦は、明らかに緩い体。その影響だろう、追ってジリジリとしか伸びずに4着。ただ、実戦を使ってグッと良くなっており、直前の追い切りでは坂路で古馬に先着。国枝師も「デビュー戦は鳴きながら走っていたからね。ケイコの動きも良くなっているし、上積みは十分」と巻き返しに期待を寄せる。配当次第ではドカンと行くつもりだ。
【土曜・中山10R・初茜賞】◎モルゲンロートはスタート後に躓き、その後は出していって引っ掛かる、ちぐはぐなレースぶり。手前の換え方から、右回りが圧倒的にいいタイプ。出来はキープしており、最終週の中山で一発を狙う。
【土曜・中山12R・4歳上500万下】近2走の◎アイノカケハシは直線勝負に徹して、ともにメンバー最速上がりで5着。展開に泣いたが、やはり差す競馬が合っている印象が強い。中山芝10Fでは過去10着、12着でも、勢司師は「条件は大丈夫。ポイントは前半、いかにリズム良く走れるか。このジョッキー(ルメール)なら理解して、うまく能力を引き出してくれるでしょう」と期待を寄せる。やや低調な組み合わせ。ここは差し切れる。
(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)
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