ブラインドサイドの末脚に期待

【日曜・中山1R・3歳未勝利】

 今週のケイコでモンドインテロのパートナーを務めた◎リトルレグルス。イレ込みがきつくてレースにならなかった前走後は、すぐに放牧に出して立て直した。その甲斐あって美浦に戻ってからの動き、気配はかなり良くなっている。中間のケイコに跨がって感触を確かめた松岡も、かなり色気がある様子だ。新潟2戦はともに4着に敗れているが、勝ち馬のその後の活躍と、当時の完成度を踏まえて考え直せば負けて納得。芝からダートに目先を変えて、心機一転。いきなりが狙い目だ。

【日曜・中山9R・初春S】

 レースを引っ張るのはアトランタ。意欲の連闘で勝負を懸けてきたが、何せあの気性。連闘がプラスになるとは思えない。さらに33秒台でつつけるチュラカーギーが2番手なら、追い掛ける組には厳しい流れとなりそうだ。

 ◎ブラインドサイドの末脚がハマる。東京専門のイメージもあるが、3走前は不向きな流れを追い込んでの0秒3差。着順ほど負けてはおらず、当時から手綱を取り続ける吉田隼なら、勝つイメージが出来上がっているだろう。筆者も突き抜けるイメージしかなく、ここは単を厚めに勝負。

【日曜・中山12R・4歳上1000万下】

 ◎テオドールが好仕上がりだ。併せ馬で丹念に乗られ、今週は攻め駆けする僚馬を相手に互角の動き。長めを意識した乗り込みからも、早くからこの一戦に照準を絞っていたようだ。もともと陣営の期待は大きく、まだまだ上を目指せる器。「順調に乗り込めた。久々を苦にしないし、相手なりに走れるタイプ。楽しみ」と国枝師の表情も明るい。先行力のある○オウケンブラックが相手の本線。

(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)

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