勝って終わろう!

 「マツリダゴッホが勝ったのは、もう9年前か。早いな~」と振り返ったのは国枝栄調教師。「オーナーがこれず、口取り写真のメンバーも”あれっ?”て感じ(笑)。そんな話ができるのは、やっぱり勝てたからこそだよね」と当時を思い出してくれた。勝因としては、予定を変更して間隔をあけたこと。そして鞍上・蛯名の好騎乗を挙げた。当時国枝厩舎の番頭として師を支えた奥村武調教師も「ダイワスカーレットに騎乗していたアンカツさんは、ゴッホにも乗っていた経験がある。当然、計算はしていただろう。ただ、有馬のゴッホは別馬のような出来。それに人気がなかったこともあって、蛯名さんが思い切って乗ってくれたことが好結果に結びついた」と同じ見解を示した。国枝師は最後に「サトノダイヤモンドはいい馬だよな」と一言残して退散。今年の有馬記念、結果はいかにー。

【日曜・中山5R・2歳新馬】

 入厩前から◎バラダガールの名は良く聞いていた。500キロ超える立派な体付き、フットワークも迫力があって、なるほど…陣営の期待が大きいことも分かる。順調に乗り込んで力を出せる出来。初戦から狙ってみたい。

【日曜・中山7R・グッドラックH】

 有馬と同じ条件で行われるレース。ペース、馬場などの”探り合い”になりそうだが、◎エクストレミティーが出走するなら買わなければならないだろう。「加速に時間が掛かるタイプ。3Fビッシリとトップスピードに乗るような競馬が理想」とは加藤征調教師。鞍上も2度目。一発を狙う。

【日曜・中山11R・ハッピーエンドカップ】

 ◎ミエノドリーマーは中山で3戦2勝。特に2勝目は狭いところを抜け出してきたように小回り向きの機動力と根性がある。もともとスタートに不安がありマイルでデビューしたが、血統、走法はスプリンター。長めの距離を使っての敗戦は、個人的にむしろ負けて納得とさえ思っている。美浦Wで4F追いを繰り返してきた攻め過程は、明らかに短距離を意識したもの。ここを飛躍への足掛かりに。

(馬サブロー美浦支局長・佐野裕樹)

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