ロンは阪神JFへ

 「POG2歳馬特選情報」(12日)

 〈栗東〉野路菊Sで無傷2連勝を飾ったロン(牝、石橋)は阪神JF(12月12日・阪神、芝1600メートル)へ。「放牧に出して、レースのひと月くらい前に戻そうと思う」と石橋師。りんどう賞を快勝したダークペイジ(牝、吉村)も同レースへ。「選択肢が広がりましたね。間に挟むと間隔が詰まるし、一旦リフレッシュ放牧へ」と吉村師。僚馬で8月の新潟で新馬勝ちしたシンシアウィッシュ(牝)は、武豊とのコンビでアルテミスS(30日・東京、芝1600メートル)へ。

 9月の中京未勝利戦をレコード勝ちしたアナザーエデン(牡)は、もちの木賞(11月7日・阪神、ダート1800メートル)へ。鞍上は引き続き武豊。

 9日の新馬戦を快勝したシダー(牝、本田)は、なでしこ賞(24日・阪神、ダート1400メートル)か、オキザリス賞(11月13日・東京、ダート1400メートル)へ。重賞3勝馬サウンドキアラの半妹サウンドクレア(牝、安達)は、今週末に帰厩し、黄菊賞(11月14日・阪神、芝2000メートル)へ。

 〈美浦〉サウジアラビアRCを制して2戦2勝のコマンドライン(牡、国枝)はレース後も順調。国枝師は「競馬は楽だったから、ダメージはないよ。(次走は)まだ決めてないけど、当然絞られてくると思う。ダービーに向けて、距離を近づけていきたい」と22年のクラシックを見据えていた。僚馬で10日の東京未勝利戦を勝ち上がったレッドランメルト(牡)は「まだ緩いし、年内はあと一戦かな。クラシックへ向かって行きたい」と話した。

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