シホノディレットはダリア賞を目標に

 「POG2歳馬特選情報」(8日)

 〈栗東〉3日に小倉で新馬勝ちしたシホノディレット(牡、杉山佳)はダリア賞(8月7日・新潟、芝1400メートル)を目標に。「芝に挑戦してみます。今の小倉よりも、試すなら新潟の方が良さそう」と杉山佳師。6月の中京新馬戦を逃げ切ったブレスレスリー(牝、藤岡)は、小倉2歳S(9月5日・小倉、芝1200メートル)直行が濃厚に。「2歳のこの時期に、無理に詰めて使うのも良くないしね」と藤岡師。4日の小倉新馬戦Vのショウナンマッハ(牡、茶木)も同レースへ。鞍上は引き続き松山。

 ジャスタウェイ産駒のアドゥール(牝、高橋亮)は17日の小倉5R(牝、芝1800メートル)でデビュー予定。栗東CWで併せ馬を行い、鋭く伸びて6F83秒3-37秒6-12秒6で併入。「しっかりとやっておいたし、これである程度動けるようになると思う。まだメリハリが利かないところはあるけど、素直な馬。距離も大丈夫そう」と初戦で手綱を取る福永。

 〈美浦〉国枝勢の動向。米G13勝馬カラライナを母に持つウィズグレイス(牝、父ディープインパクト)に、「脚長の馬で、だいぶしっかりしてきたよ」と国枝師。8月1日の新潟6R(牝、芝1600メートル)を目指す。左後肢の不安で東京デビューを見送ったパラレルヴィジョン(牡、父キズナ)は、その後に左後肢第1趾骨の骨折が判明し、7日に手術を行った。12年アネモネS、紫苑Sを制したパララサルーの初子ブレスク(牡、父ルーラーシップ)、15年ホープフルS覇者ハートレーの全弟フォーグッド(牡、父ディープインパクト)は、ともに新潟デビューを予定。

 〈函館〉3日の福島で勝ち上がったポアゾンブラック産駒イチネンエーグミ(牡、栗東・茶木)は、すずらん賞(9月5日・札幌、芝1200メートル)で芝に挑戦。「芝部分のダッシュが速かったので」と茶木師。6月の中京で勝ち上がり、函館2歳S(17日・函館、芝1200メートル)に出走予定のメリトクラシー(牡、栗東・武幸)の鞍上がルメールに決定した。8日は函館Wを流す程度に1周。「輸送は全く問題なかった。栗東でしっかりやっているので、こっちでは調整程度に。楽しみです」と南井助手。

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