フェズカズマは函館2歳Sへ

 「POG2歳馬特選情報」(7日)

 〈栗東〉6月19日の阪神ダート戦で勝ち上がったフェズカズマ(牡、安田隆)は、函館2歳S(17日・函館、芝1200メートル)へ向けて6日に栗東を出発。「芝でどんな走りを見せてくれるか。体調は変わらずいいです」と安田隆師。横山和とのコンビで臨む。

 近親にキングカメハメハがいる辻野厩舎のカガヤキホコレ(牝、父バゴ)が、CWで5F68秒0-39秒4-13秒0を計時。「450キロぐらい。牝馬らしく食いの細さはありますが、ゲートなどセンスがいい。芝の中距離タイプですね」と辻野師。早ければ来週にもデビューする見込み。併せたライサンダー(牡)は、新種牡馬ザファクター産駒。「父は短距離馬でしたが、マイルぐらいまでは対応できそう」。新潟デビューを予定している。

 羽月厩舎のブレイヴルーラー(牡、父ホッコータルマエ)は、8月7日の新潟6R(ダート1800メートル)を予定。「雄大な馬体でいい馬。これぐらいの距離が合いそう」と羽月師。キャプテンローレル(牡、父ドレフォン)は、24日の新潟6R(ダート1200メートル)を予定。

 〈美浦〉6月13日の東京で初戦Vを飾ったヴァーンフリート(牡、手塚)は、札幌2歳S(9月4日・札幌、芝1800メートル)に参戦する。僚馬で、07年オークス2着のベッラレイアが近親にいるソーブラック(牝、父キンシャサノキセキ)は、8月14日の新潟6R(牝、芝1400メートル)に石川とのコンビで臨戦。半兄に21年のスプリングS3着のボーデンがいるソネットフレーズ(牝、父エピファネイア)は、8月後半の新潟デビューを目指す。

 〈函館〉函館2歳Sの1週前追い切り。札幌芝6F戦の2歳レコード(当時=1分8秒9)で新馬戦Vのトーセンサンダー(牡、美浦・杉浦)が、丹内を背に函館芝で併せ馬。5F67秒8-37秒9-12秒6を計時し、マイムマイム(2歳新馬)と併入した。「まだ緩さはあるけど、楽しみは十分」と鞍上。そのレコードを1秒0塗り替えたポメランチェ(牝、栗東・牧田)は、函館Wで単走。5F67秒6-39秒6-13秒1を馬なりでマークした。「いい感じ。フットワークも変わりないですね」と騎乗した藤岡佑。

 全姉に国内外G1で活躍したディアドラを持つ良血馬リューベック(牡、栗東・須貝)は、18日の函館5R(芝1800メートル)でデビュー予定。1週前は吉田隼を背に、函館芝でフォルテデイマルミ(3歳1勝クラス)と併せ、1馬身先着を決めた。須貝師は「動きは申し分ない。洋芝は絶対に合っているし、初戦からやれる雰囲気」と楽しみにしていた

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