キャロルが松山を背に併せ馬

 「POG2歳馬特選情報」(10日)

 〈栗東〉26日の阪神5R(芝1400メートル)でデビュー予定のキャロル(牡、父エピファネイア、浜田)が、松山を背に栗東坂路で併せ馬。一杯に追われて4F52秒7-38秒6-12秒8を計時した。「まずまず。これからさらに良くなれば」と浜田師。併入した僚馬のフルム(牡、父シニスターミニスター)は27日の東京6R(ダート1400メートル)を予定している。

 アランヴェリテ(牡、父キズナ、中竹)は、19年北海道2歳優駿を制したキメラヴェリテの全弟。「きょうだいはみんな走っている。素直で前向き。フットワークは軽いです」と柴田助手。27日の阪神5R(芝1800メートル)を予定。鞍上は幸。

 モーリス産駒のアルナシーム(牡、橋口)は、21年のダービー馬シャフリヤールの近親。「動き、走りがすごくいい。前向きで自分からハミを取るし、初戦向き」と橋口師。武豊を鞍上に7月4日の函館5R(芝1800メートル)でデビュー予定。吉村厩舎のダークペイジ(牝、父ダークエンジェル)も武豊で7月3日の函館5R(芝1200メートル)を予定。吉村師は「気性的にも血統的にも短いところの感じがします」と話した。

 〈美浦〉ゲート試験合格を目指しているクアトロマジコ(牡、父サトノアラジン、宮田)に「馬格の良さが目立ちますね。デビューは秋ぐらいになると思います」と宮田師。来週のデビューを目指していた僚馬のリアルジョージ(牡、父スタースパングルドバナー)は熱発により予定が白紙に。

 近親にノームコアやクロノジェネシスがいるジェネラルウィル(牝、父ドレフォン、林)が20日の東京5R(芝1400メートル)で初陣を迎える。「気性が前向きでスピード感があります」と林師。

 〈札幌〉マテンロウサニー(牝、父ハーツクライ、栗東・昆)は19日の札幌5R(牝、芝1200メートル)を予定。19年函館記念勝ち馬マイスタイルの全妹だが、「タイプが違って、短い距離向き」と昆師。僚馬のヒルノショパン(牡、父ディスクリートキャット)は20日の札幌5R(芝1200メートル)で初陣を迎える。マイル~千八で5勝を挙げたヒルノマテーラの1番子。「初子だけど、小さくない」と師。

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