「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２４日）

　〈栗東〉デビュー３連勝で１７年フラワーＣを制し、牝馬ながら皐月賞で１番人気（７着）に支持されたファンディーナの全弟レアリサンド（牡２歳、父ディープインパクト、母ドリームオブジェニー、栗東・高野）は１月５日の中京５Ｒ新馬（芝２０００メートル）へ。鞍上は姉の主戦だった岩田康を予定。「目いっぱいにはやっていませんが、コース主体に時間をかけて乗り込んできました。兄のナムラシングンよりも姉に似た走り方をするし、ジョッキーもいい感触をつかんでくれました」と高野師。

　こうやまき賞を快勝後、放牧に出ていたダディーズビビッド（牡、千田）は、２４日に帰厩。シンザン記念（１月１０日・中京、芝１６００メートル）を目標に調整される。鞍上は未定。同レースには、１３日の中京で未勝利戦を勝ち上がったマリアエレーナ（牝、吉田）が川島で、１１月の阪神で初勝利を挙げたルークズネスト（牡、浜田）が幸で参戦を予定。

　寒椿賞４着のブラックアーメット（牡、角田）は、１月１６日の中京４Ｒ１勝クラス（ダート１４００メートル）へ。同レースには、オキザリス賞４着のカレンロマチェンコ（牡、高柳大）も参戦する。

　つわぶき賞４着のアールラプチャー（牝、千田）は、状態次第で紅梅Ｓ（１月１６日・中京、牝芝１４００メートル）か、エルフィンＳ（２月６日・中京、牝芝１６００メートル）あたりを視野に。１０月の京都で未勝利戦Ｖのパラディズム（牡、野中）は、１月９日の中京７Ｒ１勝クラス（ダート１８００メートル）へ向かう。

　〈美浦〉ひいらぎ賞３着のアラビアンナイト（牝、田村）は、フェアリーＳ（１月１１日・中山、芝１６００メートル）を視野に入れて調整。阪神ＪＦ１３着のウインアグライア（牝、和田雄）は、若駒Ｓ（１月２３日・中京、芝２０００メートル）へ向かう。１９日の中山で新馬戦を勝ったアールバロン（牡、伊藤大）は２回中山開催に備える。