「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１５日）

　〈栗東〉友道勢の動向。全兄に１８年ダービー馬ワグネリアンを持つミスフィガロ（牝、父ディープインパクト）は福永で２５日の京都４Ｒ（牝、芝１６００メートル）でデビュー予定。「兄と似て切れる脚もあると思う」と友道師。母に仏オークス馬アヴニールセルタンを持ち、全姉にデゼルがいるオヌール（牝、父ディープインパクト）は武豊で１１月８日の阪神５Ｒ（芝１８００メートル）で初陣を迎える。「いい馬だね。姉と比べて体が柔らかい」と師。

　小倉２歳Ｓ２着のモントライゼ（牡、松永幹）は京王杯２歳Ｓ（１１月７日・東京、芝１４００メートル）へ。「距離は千四、千六でも持つと思っている馬。どんな走りをしてくれるか見たい」と松永幹師。新潟２歳Ｓ５着のシュヴァリエローズ（牡、清水久）は萩Ｓ（３１日・京都、芝１８００メートル）へ向かう。芙蓉Ｓ６着のテリオスルイ（牡、松下）は京都２歳Ｓ（１１月２８日・阪神、芝２０００メートル）へ。

　１１日の京都で新馬勝ちのドンカポノ（牡、庄野）はもちの木賞（１１月２１日・阪神、ダート１８００メートル）へ。９月の中京で新馬Ｖのサトノルーチェ（牝、吉村）は白菊賞（１１月２９日・阪神、牝、芝１６００メートル）で連勝を狙う。

　〈美浦〉９月５日の新潟で新馬勝ちしたニシノリース（牝、土田）はアルテミスＳ（３１日・東京、芝１６００メートル）へ。僚馬で、９月２１日の中山で未勝利戦を勝ったグローリアスカペラ（牝）はベゴニア賞（１１月２９日・東京、芝１６００メートル）と葉牡丹賞（１２月５日・中山、芝２０００メートル）を両にらみにする。

　１１日の新潟千直で未勝利戦勝ちのセピアノーツ（牝、青木）は福島２歳Ｓ（１１月１５日・福島、芝１２００メートル）を視野に入れる。