「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１日）

　〈栗東〉２歳世代は５頭がデビューして〈２・２・１・１〉と好調なスクリーンヒーロー産駒のシルヴェスター（牡、松下）は、１９日の阪神５Ｒ（芝２０００メートル）でデビュー予定。「中距離が向きそうな感じです」と松下師。僚馬のビブラマリエ（牝、父ジャスタウェイ）は、１２日の阪神５Ｒ（芝１８００メートル）を鞍上・松若で予定している。

　リアルインパクト産駒のギブミーラブ（牝、藤岡）は１１日の阪神５Ｒ（牝、芝１６００メートル）を松山で予定。「馬場が重いなかでも結構動けていた。距離があってもいいんじゃないかな」と藤岡師。

　デビューから連続３着のキズナ産駒ステラリア（牝、斉藤崇）は放牧へ。いったん立て直してから初Ｖを目指す。

　〈美浦〉６月２７日の東京で初陣Ｖを飾ったスライリー（牝、相沢）は、札幌２歳Ｓ（９月５日・札幌、芝１８００メートル）へ。翌日の東京ダートの新馬戦を快勝したニーヨル（牡、畠山）は放牧へ。秋まで休養する予定。

　オルフェーヴル産駒のロスコフ（牡、久保田）は、１１日の福島５Ｒ（芝１８００メートル）に鞍上・田辺でデビュー予定。「切れる感じはなく、長くいい脚を使うタイプ。粗削りなところはあるけど、いいモノを持っている」と久保田師。

　〈函館〉６月２７日に行われた函館ダート１０００メートルの新馬戦をレコードで快勝したルーチェドーロ（牡、美浦・高橋裕）は、函館２歳Ｓ（１８日・函館、芝１２００メートル）で芝にチャレンジする。同日の函館未勝利を制したフォルセティ（牡、美浦・田中博）、２８日の函館新馬戦を勝ったクリーンエコロジー産駒のディープエコロジー（牝、美浦・宮田）も同レースへ向かう。