メイショウイチヒメが、武豊と初コンタクト 27日の阪神5Rでデビュー予定

 「POG2歳馬特選情報」(17日)

 〈栗東〉G1・3勝馬メイショウマンボの初子メイショウイチヒメ(牝、父メイショウボーラー、飯田祐)が、武豊と初コンタクト。CWで併せ馬を行い、6F81秒6-36秒9-12秒0の好タイムで2馬身先着した。鞍上は「すごく走りが前向き。どちらかと言えばボーラー似かな」と笑顔。27日の阪神5R(芝1200メートル)でデビュー予定だ。

 キズナ産駒のパタゴニア(牝、池添学)はCWで3頭併せを敢行。6F86秒6-39秒5-12秒0をマークして最先着を果たした。18年阪神JFを制したダノンファンタジーの半妹。レーンとのコンビで、28日の阪神5R(芝1800メートル)でデビューする。

 寺島厩舎が4回阪神開催に大挙投入。7月4日の阪神6R(ダート1200メートル)には、ダートG1・2勝馬サンビスタの半弟ヨッシーフェイス(牡、父サウスヴィグラス)が鞍上・川又でスタンバイ。ディープインパクト産駒のスマートレガシー(牡)は、7月5日の阪神5R(芝1600メートル)、キャロライナリーパ(牝、父ディープブリランテ)は岩田望で7月18日の阪神6R(牝、芝1200メートル)、ナオミゴゼン(牝、ブラックタイド)は浜中で7月19日の阪神5R(芝2000メートル)を予定している。

 〈美浦〉14年桜花賞馬ハープスターの全弟アークライト(牡、父ディープインパクト、藤沢和)は、予定していた東京デビューを変更し、7月5日の函館5R(芝1800メートル)で初陣を迎えることになった。7日の東京で新馬Vのグレイトミッション(牝、菊川)は函館2歳S(7月18日・函館、芝1200メートル)へ。13日の函館で新馬戦を勝った僚馬リンゴアメ(牝)も同レースへ向かう。

 〈函館〉15年オークス&秋華賞を制したミッキークイーンを姉に持つザレストノーウェア(牡、父ディープインパクト、栗東・友道)が、先週末に入厩。19年1歳セレクトセールで3億6000万円(税抜き)の高値がついた良血に、安田助手は「体が柔らかくてバネを感じます。現段階では基礎体力をつけてから、という感じですね。こういう血統だし、じっくりやっていきたい」と期待の弁。「走るフォームがいい」と話す僚馬のクールファイブ(牡、父ルーラーシップ)とともに、まずはゲート合格を目指す。

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