【池江厩舎編】サトノスカイターフ大舞台狙える 池江師「素軽くて切れ味ありそう」
「POG2歳馬特選情報」(6日)
オルフェーヴルで牡馬3冠を制覇した11年から、管理馬を9年連続でダービーへと送り込んでいる西の名門・池江厩舎。現2歳馬も豪華ラインアップだ。
18年のセレクトセールで1億8000万円(税抜き)の値がついたマンインザミラー(牡、父ディープインパクト、母シルヴァースカヤ)。全兄に将来を嘱望されながら脚部不安に泣かされた、未完の大器・シルバーステートを持つ。池江師は「ディープらしく、動きがしなやかで軽い。慌てずやりたいし、秋以降になると思う」と、じっくりと育てる構えだ。サトノスカイターフ(牡、父ディープインパクト、母シーヴ)は大舞台を狙えそうな逸材。「素軽くて切れ味がありそう。ダービーを目指さないといけない馬」と力が入る。
ダノンシュネラ(牝、父ドゥラメンテ、母ラッドルチェンド)は、16年ドバイターフ覇者リアルスティール、19年オークス馬ラヴズオンリーユーのおいにあたる良血。「体が大きくて男勝り。思った以上に体が良くなっていて、6、7月にデビューできそう」と早期始動を示唆する。既にゲート試験をパスして放牧中だ。
ヴィルヘルム(牡、父エピファネイア、母カイゼリン)は夏にデビュー予定。「芝のマイルから中距離という感じ。入厩後も気の悪いところを見せていない。仕上がりは早そう」と早期からの活躍を見込んだ。