「ＰＯＧ３歳馬特選情報」（５日）

　〈栗東〉フィリーズＲ（１５日・阪神、芝１４００メートル）の１週前追い切りが行われ、ヴァラークラウン（牝、鮫島）がＣＷで４Ｆ５１秒８－３７秒９－１２秒０をマーク。「スムーズだったね。いいフットワークで走っていた」と鮫島師。ルーチェデラヴィタ（牝、西村）は幸を背に、坂路で４Ｆ５２秒８－３８秒１－１２秒６。山田真助手は「時計的にも悪くないし、しっかりやれました」と満足げだった。

　水仙賞５着のトウカイデュエル（牡、田所）は、大寒桜賞（２９日・中京、芝２２００メートル）を視野に。２月の東京で新馬勝ちしたコラルノクターン（牡、藤原英）は、引き続き福永で沈丁花賞（１５日・中京、ダート１８００メートル）へ向かう。

　〈美浦〉無傷３連勝で朝日杯ＦＳを制したサリオス（牡３歳、美浦・堀）は、皐月賞（４月１９日・中山）に直行する。所属するシルクホースクラブのホームページで発表された。同馬は現在、滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧中で、７日に帰厩する予定。鞍上は短期免許が取得できればという条件でレーンを予定している。無傷２連勝で京成杯を制したクリスタルブラック（牡、高橋文）が３日に帰厩。「一度完全にリセットして、疲れは抜けた。これからじっくりと進めていきたい」と高橋文師。予定通り皐月賞（４月１９日・中山、芝２０００メートル）に直行する。

　デイジー賞２着のナリノクリスティー（牝、上原）はフラワーＣ（２０日・中山、芝１８００メートル）へ。水仙賞２着のエヴァーガーデン（牝、高橋祥）はミモザ賞（２９日・中山、牝、芝２０００メートル）へ。１日の中山で１勝クラスを制したハーモニーマゼラン（牡、牧）はニュージーランドＴ（４月１１日・中山、芝１６００メートル）に参戦する。