「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１６日）

　〈栗東〉アイビーＳで復帰予定だったレッドベルジュール（牡、藤原英）は、同レースを回避。短期免許を取得して来日するデットーリとのコンビで、デイリー杯２歳Ｓ（１１月９日・京都、芝１６００メートル）に参戦することが決まった。同レースには、１４日の京都未勝利を快勝したコルテジア（牡、鈴木孝）も参戦する。

　デビューから無傷の３連勝で小倉２歳Ｓを制したマイネルグリット（牡、吉田）は、引き続き国分優で京王杯２歳Ｓ（１１月２日・東京、芝１４００メートル）へ向かう。「距離は延びた方がいい。Ｇ１へいい形で行ければ」と吉田師。

　新馬－紫菊賞を連勝したロールオブサンダー（牡、橋口）は、在厩調整で京都２歳Ｓ（１１月２３日・京都、芝２０００メートル）へ。鞍上は引き続き松山。

　新馬－プラタナス賞を連勝したタガノビューティー（牡、西園）は、石橋脩で北海道２歳優駿（３１日・門別、ダート１８００メートル）へ。同レースには、１２日の京都で新馬勝ちしたラーラクロリ（牝、鈴木孝）も参戦。鞍上は和田。

　〈美浦〉１９日の東京５Ｒ（芝２０００メートル）でデビューするサトノクラウンの半弟フィリオアレグロ（牡、堀）が美浦Ｗで追われ、４Ｆ４１秒１－３７秒５－１２秒５をマークして、富士Ｓに出走するキャンベルジュニアに先着。「初戦から力を出せる出来です」と森助手はデビュー勝ちを期待。また、僚馬でアーモンドアイの異父弟サトノエスペランサ（牡）はＭ・デムーロとのコンビで２７日の東京５Ｒ（芝１８００メートル）、ギベオンの全弟サトノフウジン（牡）は、川田とのコンビで２６日の東京５Ｒ（芝１６００メートル）に初陣を迎える。