「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（３０日）

　〈栗東〉６月９日の阪神５Ｒ（芝１６００メートル）でデビュー予定のシャルロワ（牝、父ハーツクライ、梅田）が３０日、ＣＷで１週前追い切り。岩田康が騎乗し、６Ｆ８１秒４－１１秒９を計時。併せ馬で１馬身先着を果たした。「いい動き。余裕を持って先着していたね」と師。僚馬のネクサスアルカナム（牡、父エピファネイア）は、６月１５日の阪神５Ｒ（ダート１２００メートル）を予定。「パワフルな走り。前向きさもある」。鞍上は幸。

　ヴィクトワールピサ産駒のメイショウホルス（牡、本田）は、６月２２日の阪神５Ｒ（芝１２００メートル）にスタンバイ。推定体重５１０キロ。師は「大型馬だけど、まだ時間があるからね。母が短距離なのでここから始動する」とさらなる良化に期待。鞍上は武豊。ダンツシルビア（牝、父キズナ、谷）は、同日の函館５Ｒ（牝、芝１２００メートル）を岩田康で予定。「素軽い。前向きさもあり、併せ馬をしても負けない」と師。推定体重４５０キロ。

　〈美浦〉新種牡馬リアルインパクト産駒から注目馬２頭を紹介。ワールドピース（牡、奥村武）が６月１６日の東京５Ｒ（芝１６００メートル）でデビュー予定。「体が柔らかくてゆったり走る。当初は函館のダート戦でおろすプランもあったが、まずは芝を使ってみたい」と師。同日の東京６Ｒ（芝１４００メートル）で初陣予定のアルムブラスト（牡、高橋文）は「能力は高い。牧場での評価が高いのも納得」とトレーナーはべた褒めだ。