「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１８日）

　〈栗東〉１６年ダービー馬マカヒキの全弟ウーリリ（牡、友道）は、１１月１１日の京都５Ｒ（芝１８００メートル）でデビュー予定。１８日はＣＷで一杯に追われ、６Ｆ８４秒２－４０秒４－１３秒０。「まだ走り方を分かっていない感じ。やっていけば仕上がると思うし、能力はあるよ。この時期の兄とは違ってこれからの馬。ひと回り小さくて４８０～９０キロくらいかな」と師。鞍上はルメールを予定。

　紫菊賞２着のロジャーバローズ（牡、中竹）は、黄菊賞（１１月１１日・京都、芝２０００メートル）へ。１４日の京都で未勝利戦を勝ったダノンシティ（牡、橋口）は、武豊でベゴニア賞（１１月２５日・東京、芝１６００メートル）へ。１３日の京都で未勝利戦Ｖのデターミネーション（牡、小崎）は、レース後に右前橈骨遠位端の骨折が判明。滋賀県のノーザンファームしがらきを経由して北海道に移動、手術を行う。

　〈美浦〉新馬－アスター賞と無傷の２連勝を決め、来週のアルテミスＳ（２７日・東京、芝１６００メートル）に出走するグレイシア（牝、栗田徹）が１７日、放牧先から帰厩した。「前走時と同じパターン。少しテンションが高くなったことを踏まえて、早めに東京競馬場入りすることを考えています」と師。

　札幌２歳Ｓで７着に敗れたウィクトーリア（牝、小島茂）は、赤松賞（１１月１８日・東京、芝１６００メートル）で巻き返しを期す。