「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１７日）

　〈栗東〉もみじＳで無傷の２連勝を飾ったニホンピロヘンソン（牡、安達）は、朝日杯ＦＳ（１２月１６日・阪神、芝１６００メートル）を目標に調整される。「１Ｆ延長が課題になりますね」と師。２着のディープダイバー（牡、大久保）は秋明菊賞（１１月１８日・京都、芝１４００メートル）、４着ミヤジシルフィード（牡、川村）はオキザリス賞（１１月１０日・東京、ダート１４００メートル）へ向かう。同レースには、１３日の京都で新馬勝ちしたザイツィンガー（牡、牧田）も参戦する。

　紫菊賞を快勝したアドマイヤジャスタ（牡、須貝）は、ホープフルＳ（１２月２８日・中山、芝２０００メートル）を視野に調整される。師は「期待通りの内容で強かった。一本に絞った方が仕上げやすいからね」と話した。

　野路菊Ｓ２着のヴェロックス（牡、中内田）は、ルメールとの新コンビで東スポ杯２歳Ｓ（１１月１７日・東京、芝１８００メートル）へ向かう。僚馬のダノンファンタジー（牝）はファンタジーＳ（１１月３日・京都、芝１４００メートル）へ、ダノンジャスティス（牡）はデイリー杯２歳Ｓ（１１月１０日・京都、芝１６００メートル）へ向かう。ともに鞍上は川田。

　〈美浦〉先週の東京未勝利で２着に敗れた、昨年のダービー馬レイデオロの異父弟ソルドラード（牡、藤沢和）は、レース後に左橈骨（とうこつ）遠位端部分に剥離した骨片が見つかった。今後は北海道へ移動して処置する予定であることが、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。

　先週の新潟未勝利を制したトーセンリスト（牝、菊沢）は、１１月１７日の東京６Ｒ（５００万下＝芝１４００メートル）か、翌日の赤松賞（東京、芝１６００メートル）へ。