「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２７日）

　〈栗東〉１５日の阪神未勝利を制したブリングイットオン（牝、宮）はりんどう賞（１０月７日・京都、牝馬限定・芝１４００メートル）へ向かう。１７日の阪神新馬を圧勝したクリソベリル（牡、音無）はもちの木賞（１１月１７日・京都、ダート１８００メートル）へ。２２日の阪神未勝利を制したメイショウソテツ（牡、岡田）も同レースを視野に。

　芙蓉Ｓで無傷の２連勝を飾ったミッキーブラック（牡、音無）はホープフルＳ（１２月２８日・中山、芝２０００メートル）を目標に挙げていたが、引き続きルメールで京都２歳Ｓ（１１月２４日・京都、芝２０００メートル）に向かうことが決まった。その後については「内容を見て決めたい」と師。

　ききょうＳを逃げ切ったイッツクール（牡、武英）は「馬の様子を見てですが、兵庫ジュニアグランプリ（１１月２８日・園田、ダート１４００メートル）を検討している」と師。同５着のブルスクーロ（牡、池添学）は放牧へ。次走は未定。

　〈美浦〉今年も素質馬がそろった堀厩舎の動向。全兄にサトノダイヤモンドがいるサトノジェネシス（牡、父ディープインパクト）は、１０月２０日の東京５Ｒ（芝２０００メートル）でデビューする。鞍上はモレイラ。「まだ緩さがあって集中し切れない面はあるが、調整を進めていきたい」と森助手。

　８月の札幌で初陣Ｖを飾ったカウディーリョ（牡）は、引き続きモレイラ騎乗でアイビーＳ（１０月２０日・東京、芝１８００メートル）へ。１７年安田記念を制したサトノアラジンなど、きょうだいに活躍馬が多数いるバイキングクラップ（牡、父ハーツクライ）は、挫石により今後の予定が白紙になった。