「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１日）

　〈栗東〉スカーヴァティ（牝、父ロードカナロア、西園）は１８日の小倉５Ｒ（芝１２００メートル）でデビュー予定。僚馬のサルトアトランテ（牝、父ゴールドアリュール）は１９日の新潟５Ｒ（芝１６００メートル）で初戦を迎える。「ともに新馬向きで、仕上がりは早い」と師。

　〈美浦〉７月２８日の札幌新馬戦で２着だったアルママ（牡、畠山）は放牧に出された。「秋に備えます」と師。６月２４日の東京でデビュー戦Ｖを飾ったアンブロークン（牡、手塚）は新潟２歳Ｓ（２６日・新潟、芝１６００メートル）に向けて調整を進めていく。Ｇ１３勝馬スイープトウショウの７番子スイープセレリタス（牝、父ハーツクライ、藤沢和）は、美浦坂路で追われて４Ｆ５５秒０－１２秒６。騎乗した杉原は「追い切るごとに動きが変わってきた」と好感触。新潟開催中のデビューを目指す。

　〈札幌〉７月２９日の札幌５Ｒを快勝したクラージュゲリエ（牡、栗東・池江）は、きょう２日にノーザンファーム空港へ放牧に出される。「ペースが遅過ぎて自分のリズムに合わなかった。強いメンバーとならもっとスムーズに走れると思う」と川合助手。僚馬のトスアップ（牝、父ジャスタウェイ）は、藤岡佑とのコンビで１１日の札幌５Ｒ（芝１５００メートル）にスタンバイ。同助手は「入厩当初は非力でしたが、だいぶ力をつけてきました」と手応えを口にした。

　〈函館〉ダートＧ１・４勝馬ゴールドドリームの半妹モンオール（牝、父オルフェーヴル、栗東・平田）が函館Ｗで初時計をマーク。５Ｆ７２秒７－１２秒７で併走馬に先着を決めた。「先週、ゲートも受かった。いけそうならそのままデビューさせることになると思う。オルフェが出ているのかな。ドリームみたいに硬いところがないし、芝でおろしても」と平田師。