「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２５日）

　〈栗東〉７日の中京未勝利を勝ち上がったセプタリアン（牡、池添学）は小倉２歳Ｓ（９月２日・小倉、芝１２００メートル）に向かう。２２日の中京５Ｒで新馬勝ちしたソルトホープ（牡、武英）は放牧へ。次走は未定だが、「２０００メートル前後を使いたい」と武英師。同日の中京未勝利を快勝したアドマイヤジャスタ（牡、須貝）も放牧へ。

　ディープインパクト産駒のミッキースピリット（牡、音無）は８月１９日の小倉５Ｒ（芝１８００メートル）でデビュー予定。鞍上は松若。

　〈美浦〉良血馬がデビュー戦に向けて追い切りを行った。アーモンドアイの異父妹ユナカイト（父ヨハネスブルグ、木村）はＷで３頭併せを行った。「先週と比較して動きは良くなっている」と木村師。８月５日の新潟６Ｒ（芝１４００メートル）でデビュー予定だ。Ｇ１３勝馬スイープトウショウの子どもスイープセレリタス（牝、父ハーツクライ、藤沢和）は、坂路で追われた。津曲助手は「順調ですね」と好感触。

　〈函館〉オルフェーヴル産駒のモンオール（牝、栗東・平田）は、ダートＧ１４勝馬ゴールドドリームの異父妹。２４日に函館へ入厩した。父似の栗毛に「（兄とは）毛色が違うし、まだ２歳の牝馬って感じだね。まずはゲート試験へ向けて調整します」と堀部助手。また、同じオルフェ産駒の僚馬コルネット（牝）は、２１日に函館入り。近親にリアルスティールがいる良血。こちらもゲート試験に向けて調整される。

　〈札幌〉道営で岡田繁幸氏が所有している２戦１勝馬ナイママ（牡、北海道・田部）はコスモス賞（８月１１日・札幌、芝１８００メートル）に参戦。「芝でこその馬で能力は高い。次は勝つよ」と胸を張った。

　今年の新種牡馬ジャスタウェイ産駒のトスアップ（牝、栗東・池江）が、芝コースで併せ馬を行い、６Ｆ８０秒７－３６秒９－１２秒３を記録。川合助手は「まだ非力さはあるものの、これからですからね」と感触を口にした。８月１１日の札幌５Ｒ（芝１５００メートル）でのデビューを予定している。