ファンタジストはフェニックス賞か小倉2歳Sを予定

 「POG2歳馬特選情報」(18日)

 〈栗東〉15日の中京6R新馬戦でデビュー勝ちしたファンタジスト(牡、梅田)について、梅田師は「馬の様子を見てからになるけど、厩舎に置いてフェニックス賞(8月11日・小倉、芝1200メートル)か、一度休ませて小倉2歳S(9月2日・小倉、芝1200メートル)になるかな」と見通しを語った。

 同日の中京5R新馬戦を快勝したエルモンストロ(牡、中竹)はいったん放牧へ。「牧場での状態を見ながらですが、順調に行けば新潟2歳S(8月26日・新潟、芝1600メートル)へ」と岸本助手。また、6月の阪神の新馬戦を快勝後、放牧に出されていたショウリュウイクゾ(牡、佐々木)は「軽い捻挫をしたよう」と佐々木師。大事を取って、予定していた新潟2歳Sは見送るもよう。

 〈美浦〉17年ダービー馬レイデオロの異父弟ソルドラード(牡、父ロードカナロア、藤沢和)が、美浦Wでレッドカイラス(4歳未勝利)と併せ馬。5F72秒1-41秒7-13秒0の時計で併入した。騎乗した杉原は「乗り味が良くてしっかりしている。きょうだいの中で最も気性が穏やかですね」と好ジャッジを与えた。8月4日の新潟5R(芝1600メートル)を目標にする。

 14日の福島新馬戦でデビュー勝ちを収めたジョウラン(牡、黒岩)は秋まで休養。

 〈函館〉15日の函館新馬戦を勝ったアフランシール(牝、美浦・尾関)は放牧へ。札幌2歳S(9月1日・札幌、芝1800メートル)を視野に入れる。G1馬ホエールキャプチャを母に持つアルママ(牡、父オルフェーヴル、美浦・畠山)は、28日札幌5R(芝1500メートル)のデビューに向け、函館Wで1週前リハ。力強く伸びて併せた相手に4馬身先着を決めた。2週続けて騎乗した柴田大も「良くなっています。全身を使って弾む感じ。乗ったことがない感じの走りですね」と感触は抜群だ。

 ダービー馬ワグネリアンの全弟カントル(牡、父ディープインパクト、栗東・藤原英)は18日に放牧に出た。既にゲート試験には合格しており、秋の京都開催でのデビューを視野に入れる。「いい背中をしているし、手先も軽くてバネがある。450キロくらいかな」と田中博助手。

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