「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（１７日）

　〈栗東〉吉村厩舎のファクトゥーラ（牝、父マンハッタンカフェ）は、２９日の新潟６Ｒ・牝馬限定（芝１４００メートル）にスタンバイ。１２日には栗東坂路で４Ｆ５３秒９－１２秒６と上々の時計を記録した。「素軽い動き。気が入りやすいし、これぐらいの距離が合うと思う。開幕週の馬場にも対応できるはず」と師。推定体重４５０キロ。鞍上は戸崎圭を予定。

　〈美浦〉１５日の函館新馬戦で、１番人気に推されながら２着に敗れたディキシーナイト（牡、国枝）は秋まで休養。福島県のノーザンファーム天栄で英気を養い、９月開催の中山で初Ｖを狙う。僚馬で６月１７日の東京新馬戦２着のベルクワイア（牝）、同２４日の東京新馬戦３着の白毛馬ハヤヤッコ（牡）は、ともに２回新潟２週目（８月４、５日）で初勝利を目指す。

　〈函館〉ディープインパクト産駒のシャルムダムール（牝、栗東・中内田）は、１２日にゲート試験に合格。「ディープ牝馬では珍しく、ゆったりとしたいい雰囲気。１本やるごとに学習してくれていますよ」と片山助手。２０日に、北海道安平町の追分ファームリリーバレーへ放牧に出る予定。僚馬のピンクブロッサム（牝、父ハービンジャー）は、８月１８日の札幌５Ｒ（芝１５００メートル）でのデビューを視野に。「初戦向き。お父さんがハービンジャーで、パワフルなタイプ」と同助手。