「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２３日）

　〈栗東〉キンシャサノキセキ産駒のシングルアップ（牡、寺島）は、推定体重５２０キロという好馬体の持ち主。松山とのコンビで、６月３日の阪神５Ｒ（芝１４００メートル）でデビュー予定だ。「北海道で十分に乗り込んできました。立派な馬体。ゲートもスッと受かりました」と師。同レースにはアンラッシュ（牝、父ノヴェリスト、橋口）、グレートバニヤン（牡、父ダイワメジャー、牧田）、リネンリボン（牝、父キンシャサノキセキ、坂口正）も参戦予定。

　６月１６日の阪神５Ｒ（ダート１２００メートル）には、ヨハネスブルグ産駒のジャカランダシティ（牡、牧浦）がスタンバイ。「前向きな気性。芝ダートを問わず、短距離が合いそう」と師。鞍上は川田。同じ父を持つノーブルアーレス（牝、宮本）も高倉でデビュー予定だ。

　〈美浦〉７冠馬ジェンティルドンナの全妹ドナアトラエンテ（牝、父ディープインパクト、国枝）が先週末から入厩している。「まだ子どもっぽい面はあるけど、いいモノはあるよ。まずはゲート合格を目指したい」と師。今年の牝馬２冠馬アーモンドアイの半妹ユナカイト（牝、父ヨハネスブルグ、木村）も入厩済み。「環境の変化にも慣れてきました。気のいいタイプですね。姉に近づけるように頑張りたい」と師。夏のデビューを目標にしている。