【関西厩舎編 松田厩舎】サトノウィザード 期待大きい「ダービー目指せる」

 「POG2歳馬特選情報」(17日)

 タイムフライヤーが“G1昇格元年”となった昨年末のホープフルSを制覇した松田厩舎。今年も注目馬がめじろ押しだ。

 師が管理した新種牡馬ベルシャザール産駒のオリーブジュエル16(牡)は、「成長過程だったのか、馬のバランスが崩れていた時期もありましたが、背が伸びたらバランスが良くなってきました」と高く評価する。

 同じく、かつての管理馬で、交流重賞3勝のワイルドフラッパーの初子プチティラン(牡、父オルフェーヴル)は、「つなぎが柔らかい、いい馬。この父の産駒は乱暴なイメージもあるけど、落ち着いています。インパクトの強い馬」と楽しみにする。じっくりと成長を促す方針だ。

 サトノウィザード(牡、父ロードカナロア、母ブロードストリート)は「ダービーを目指せる馬。いつ見てもいい体だし、成長してもバランスが崩れないですから」と期待は大きい。既に入厩済みのサムシングジャスト(牝、父ヴィクトワールピサ、母ツルマルオトメ)は、「順調。前向きで、ハミを受けるポジションがいい。完成度が高い」と話しており、早期デビューも視野に入る。

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