「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（６日）

　〈栗東〉朝日杯ＦＳ（１７日・阪神、芝１６００メートル）の１週前追い切りが行われた。もみじＳ勝ちのダノンスマッシュ（牡、安田隆）はＣＷで６Ｆ７８秒８－１１秒６。福永は「しっかりと負荷をかけたから、来週はサラッとでいい」と満足そう。函館２歳Ｓの覇者カシアス（牡、清水久）はＣＷで僚馬に５馬身遅れたが、６Ｆ７８秒７の好時計をマーク。浜中は「活気があって動きもいい」とうなずいた。

　万両賞を勝ったヒシコスマー（牡、清水久）は松山との新コンビで朝日杯ＦＳへ。僚馬でホープフルＳ（２８日・中山、芝２０００メートル）に向かうシャルルマーニュ（牡）は引き続き戸崎圭が手綱を取る。フレグモーネで朝日杯ＦＳ出走を自重したカツジ（牡、池添兼）はきさらぎ賞（２月４日・京都、芝１８００メートル）を視野に。万両賞５着のバーニングペスカ（牡、松永昌）はさざんか賞（１６日・阪神、芝１２００メートル）へ。

　〈美浦〉朝日杯ＦＳの１週前追い。京王杯２歳Ｓの覇者タワーオブロンドン（牡、藤沢和）はＷで５Ｆ７０秒０－１２秒９を楽々とマーク。藤沢和師は「あれならマイルは大丈夫だと思う」と距離克服に自信を見せた。サウジアラビアＲＣ２着のステルヴィオ（牡、木村）はＷでの３頭併せで最先着。木村師は「相手の脱落が早かった。まあまあ」と辛めの評価だ。

　東スポ杯２歳Ｓ２着のルーカス（牡、堀）はＭ・デムーロとのコンビでホープフルＳへ。百日草特別２着のナスノシンフォニー（牝、武井）も同レースに。僚馬で３日のダート６Ｆ戦で２勝目を挙げたリョーノテソーロ（牡）はファルコンＳ（３月１７日・中京、芝１４００メートル）を視野に。１０月の東京で初勝利を挙げたプリモシーン（牝、木村）はフェアリーＳ（１月７日・中山、芝１６００メートル）へ。