「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２１日）

　〈栗東〉東スポ杯２歳Ｓを制したワグネリアン（牡、友道）は年内休養の予定。来春は弥生賞（３月４日・中山、芝２０００メートル）で始動し、クラシック２戦へ向かう。「近いうちに放牧へ。輸送も問題なかったね」と友道師。

　もちの木賞を２歳コースレコードで制したビッグスモーキー（牡、清水久）は、全日本２歳優駿（１２月１３日・川崎、ダート１６００メートル）に登録へ。京王杯２歳Ｓ３着のアサクサゲンキ（牡、音無）は、朝日杯ＦＳ（１２月１７日・阪神、芝１６００メートル）でも引き続き武豊が手綱を取ることになった。

　１８日の京都で新馬を勝ち上がったサトノワルキューレ（牝、角居）は、「千六って感じの馬でもないですし、レースもしばらくないので、年内は休養させることになると思います」と角居師。

　〈美浦〉１番人気のアイビーＳで５着に敗れたフラットレー（牡、藤沢和）は今週中に美浦へ帰厩。引き続きルメールとのコンビでホープフルＳ（１２月２８日・中山、芝２０００メートル）へ向かう。僚馬で１０月２１日の東京新馬戦を快勝したオブセッション（牡）は、シクラメン賞（１２月２日・阪神、芝１８００メートル）で連勝を狙う。１１日に福島で新馬戦を勝ち上がったサブリナ（牝、根本）は黒松賞（１２月１０日・中山、芝１２００メートル）か、つわぶき賞（１２月１６日・中京、芝１４００メートル）の両にらみ。