「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２日）

　〈栗東〉７月２９日の小倉新馬戦を制したシトリカ（牝、牧浦）は、小倉２歳Ｓ（９月３日・小倉、芝１２００メートル）を視野に入れる。僚馬で函館２歳Ｓ１０着のジェッシージェニー（牝）は放牧中。こちらも順調なら同レースを視野に。

　７月３０日に小倉で新馬Ｖのレグルドール（牝、杉山）は、フェニックス賞（１２日・小倉、芝１２００メートル）か、ひまわり賞（２６日・小倉、芝１２００メートル）へ。同日に新潟で初勝利を挙げたエングローサー（牡、清水久）について師は「新潟２歳Ｓ（２７日・新潟、芝１６００メートル）に行きたい。うまく立ち回ってくれたし、落ち着いていたのが良かった」と話した。

　〈美浦〉７月２２日の福島で初陣Ｖを飾った２頭の次走が決定。ナスノシンフォニー（牝、武井）は百日草特別（１１月５日・東京、芝２０００メートル）へ。ラインギャラント（牝、水野）は新潟２歳Ｓに参戦する。鞍上は吉田豊。

　先週の新潟で完勝発進を決めたルッジェーロ（牝、鹿戸）は新潟２歳Ｓが次走候補だが、アスター賞（９月９日・中山、芝１６００メートル）も選択肢にある。

　〈札幌〉１３日の札幌５Ｒ（芝１８００メートル）でデビューするフラットレー（牡、美浦・藤沢和）が、本馬場で１週前追い切り。コンビを組むルメールを背に、単走で６Ｆ８３秒０－１１秒９を記録。鞍上は「（父の）ハーツクライっぽいね。長く脚を使えそう。来週はさらに良くなるはず」と好感触。重賞３勝馬バウンスシャッセの半弟。初戦から注目だ。

　〈函館〉ブエナビスタの２番目の子ソシアルクラブ（牝、父キングカメハメハ、栗東・池添学）は先週２８日にゲート試験に合格。２日に放牧に出された。「札幌に使うプランもありましたが、焦らずじっくり行くことにしました」と師。僚馬で、同じくゲート試験に合格したマイティスピリット（牡、父ディープインパクト）も放牧へ。