「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（２２日）

　〈栗東〉４日の阪神新馬戦を勝ったヴァイザー（牡、高橋亮）は、滋賀県のノーザンファームしがらきで放牧中。「成長を見ながらですが、次走は小倉になると思う」と師。フェニックス賞（８月１２日・小倉、芝１２００メートル）、小倉２歳Ｓ（９月３日・小倉、芝１２００メートル）を視野に調整される。

　ワグネリアン（牡、父ディープインパクト、友道）は、７月１６日の中京５Ｒ（芝２０００メートル）でデビュー予定。鞍上は福永。「ディープっぽくて、バネがある。気性も問題ない」と師。ドリームジャーニー産駒のトゥラヴェスーラ（牡、高橋康）は、７月９日の中京５Ｒ（芝１４００メートル）を予定。「今のところ真面目だし、走りもきれい。４９０～５００キロくらいありますよ」と師。鞍上は岩田。

　〈美浦〉７月１日の福島６Ｒ（ダート１１５０メートル）でデビューを果たすオーヴァーライト（牡、父ヘニーヒューズ、手塚）。「今週のケイコがすごく良かった。ダートが合いそう。走るね」と師は初戦Ｖへ自信の表情だ。フェリーチェ（牝、父モンテロッソ、菊沢）は同日の福島５Ｒ（芝１２００メートル）に横山典で出走。「ピリッとして真面目に走る馬」と師。

　〈函館〉７月２日の函館５Ｒ（芝１２００メートル）でデビュー予定のアルレーサー（牡、父キンシャサノキセキ、栗東・昆）に、師は「まだ子どもっぽい面はあるけど、能力はある。素質的には新馬勝ちしてもおかしくないよ」と期待を寄せる。０７年オークス２着馬ベッラレイアを母に持つカラレイア（牝、父エンパイアメーカー、栗東・平田）は函館競馬場で調整中。まずはゲート試験合格を目指す。