ロードマドリード中京5Rでデムーロとデビュー予定 前川助手「すごく良かった」

 「POG2歳馬特選情報」(21日)

 〈栗東〉名牝ウオッカの4番目の子で、フランケルを父に持つタニノフランケル(牡、栗東・角居)はいったん放牧へ。15日にゲート試験に合格している。僚馬のロードマドリード(牡、父ディープインパクト)は7月8日の中京5R(芝1600メートル)にM・デムーロとのコンビでデビュー予定。「きょうミルコに追い切りに乗ってもらったけど、すごく良かった」と前川助手。

 新種牡馬ロードカナロア産駒のトロワゼトワル(牝、栗東・安田隆)は、7月2日の中京5R(牝馬限定、芝1600メートル)でデビュー予定。21日には福永を背に栗東CWで4F53秒5-12秒3をマーク。鞍上は「いい馬やね。まだ緩さがあるけど走りが軽い」と好感触。

 〈美浦〉17日の東京で新馬を勝ったテンクウ(牡、奥村)は、21日に放牧。次戦は新潟2歳S(8月27日・新潟、芝1600メートル)を予定。同日の東京で新馬を制したムスコローソ(牡、手塚)は、新潟2歳SかサウジアラビアRC(10月7日・東京、芝1600メートル)を視野に入れて調整される。

 〈函館〉G16勝馬ゴールドシップの全弟ゴールドフラッグ(牡、栗東・須貝)が、21日に函館に入厩した。09年朝日杯FS、10年ジャパンCを制したローズキングダムの半妹ローザフェリーチェ(牝、父エンパイアメーカー、美浦・木村)は繊細な面を見せたため、いったん美浦に移動。僚馬で、昨年のファンタジーS覇者ミスエルテの半妹ミカリーニョ(牝、父ハーツクライ)はゲート練習中。札幌デビューを視野に入れる。

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