超良血馬タニノフランケルがゲート試験を一発合格

 「POG2歳馬特選情報」

 〈栗東〉父フランケル、母ウオッカという超良血馬タニノフランケル(牡、角居)が15日、ゲート試験を無事にパスした。「今までのきょうだいとは違って結構やんちゃ。今で520キロぐらい。この時期としては筋肉が目立っている」と前川助手。同日に僚馬のダブルフラット(牡、父マンハッタンカフェ)とロードマドリード(牡、父ディープインパクト)も試験をパスした。

 デルニエオール(牝、父ステイゴールド、池江)は三冠馬オルフェーヴルの全妹で、母オリエンタルアートの最後の子。9日に入厩。オルフェ似の栗毛の馬体が印象的だ。師は「小柄な牝馬といった感じ。今はゲート試験に向けて調整中です」と近況を伝えた。

 〈美浦〉24日の東京5R(芝1600メートル)でデビューするリーベグランツ(牝、父ノヴェリスト、菊沢)は、半姉が交流重賞勝ち馬ディアマイダーリン。「2歳馬としてはしっかりしている」と師。半兄に重賞2勝馬ロードクエストを持つロードトレジャー(牡、父プリサイスエンド、小島茂)は夏競馬の序盤戦でデビューをもくろむ。「ウチの厩舎では調整が進んでいる馬。上とタイプは違うけど、芝でも大丈夫そうだね」と師。

 〈函館〉10年の米2歳女王を母に持ち、16年セレクトセールで2億6000万円の値が付いたスーパーフェザー(牡、父ディープインパクト、栗東・友道)はゲート試験合格を目指して調整中。「9~10月の京都か阪神の芝1800メートルでデビュー予定です」と師。僚馬で、ニューアプローチ産駒の持ち込み馬ジュンヴァルロ(牡)は「まだ緩いところがあるので、デビューは秋以降になりそう」と師は見通した。

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