サトノアーサーは毎日杯へ

 「POG3歳馬特選情報」(16日)

 〈栗東〉毎日杯(25日・阪神、芝1800メートル)の1週前追い切りが行われた。きさらぎ賞2着のサトノアーサー(牡、池江)はCWで3頭併せを行い、6F83秒0-11秒7で最先着。「良かったですね。前走も良かったですが、状態は下がっていません」と師。僚馬のアルアイン(牡)もCWで6F81秒9-11秒7。こちらも3頭併せで最先着を決めた。「体が大きくなっている感じ。切れ味もあるし、阪神外回りもいい」と意欲的だった。

 僚馬で朝日杯FS4着のミスエルテ(牝)が帰厩後初時計。CWで4F54秒1-12秒0に、「しまいは久々の分、シャープさに欠けるところがありましたが、この追い切りを含めてまだ4本できますから」と池江師。予定通り、川田とのコンビで桜花賞(4月9日・阪神、芝1600メートル)に参戦する。

 きさらぎ賞覇者アメリカズカップ(牡、音無)が、皐月賞(4月16日・中山、芝2000メートル)に向けて16日に帰厩した。

 〈美浦〉2月の東京で初勝利を挙げた、08年年度代表馬ダイワスカーレットの娘ダイワエトワール(鹿戸)は左前膝を骨折し、手術を行った。復帰は早くても今秋の中山開催になりそう。

 5日の中山でデビュー戦Vを飾ったアナザートゥルース(牡、高木)は25日の自己条件戦(中山5R、ダート1800メートル)へ。僚馬で弥生賞10着のディアシューター(牡)は放牧に出された。次走は未定。

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