【ゴールドカップ】ティーズダンクが僅差で重賞4勝目 和田譲「何とかしのいでくれと思っていた」

ゴール前の一騎打ちを制したティーズダンク(右)=撮影・持木克友
ゴールドカップを制したティーズダンクと関係者=浦和競馬場(撮影・持木克友)
ゴールドカップを制したティーズダンク(右)=浦和競馬場(撮影・持木克友)
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 「ゴールドカップ・S1」(21日、浦和)

 開催2日目の11Rで行われ、ティーズダンクが重賞4勝目を挙げた。2番人気は好位から4角で先頭に立つと、そのまま押し切った。ゴール前で、首差の接戦まで追い込んだ1番人気のモジアナフレイバーが2着。3着には先行した7番人気のベストマッチョが入った。

 ティーズダンクが勝負強さを見せつけて、重賞V4を成し遂げた。鞍上の和田譲は「直線で足音が聞こえていて、何とかしのいでくれと思っていた。ゴールした時は勝利を確信していた」と激戦を振り返った。

 レースは、3角で先頭に立ったベストマッチョを、ティーズダンクが4角で外から交わして直線へ。最後は、追いすがるモジアナフレイバーを首差で退けた。

 管理する水野貴師は「前走後は立て直し、いい状態で迎えることができた。早く抜けたが、よく粘ってくれた」とレース内容に満足する。「頑張ってくれているので、一息入れて今後は未定」と、今回の勝利を足掛かりに、来年の飛躍を目指す準備に入る。

 モジアナフレイバー(2着)「ペースが忙しくて、前が止まらなかったけど、勝ち馬も力があるし、首差までよく迫った」(真島大)

 ベストマッチョ(3着)「砂をかぶらず、思い通りの競馬ができた。1、2着馬は強いし、満足いく結果」(御神本訓)

 グレンツェント(4着)「流れが速くて忙しかったが、自分なりに思った騎乗はできた」(笹川翼)

 アマネラクーン(5着)「今までとは流れが違って戸惑ってたが、初めてのチャレンジでよく走った。来年が楽しみ」(森泰斗)

 インペリシャブル(6着)「復調の兆しは見えた。雰囲気も良かったし、まだ若いので、この先も走ってくれそう」(山崎誠)

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