【地方競馬】兵庫クイーンカップはシーアフェアリーがV 強気のレースで重賞2勝目

 「兵庫クイーンカップ」(22日、園田)

 1・8倍の1番人気に支持されたシーアフェアリーが道中2番手追走から3角手前で先頭に立ってそのまま押し切り勝ち。7月に当地で行われた兵庫サマークイーン賞に続いて重賞2勝目を達成した。2着にはゴール前で差し返した5番人気のカリブメーカーが入り、後方から伸びた8番人気のユウキラフェールが3着だった。

 シーアフェアリーが重賞初制覇を成し遂げた園田に3カ月ぶりに戻って再び輝いた。

 主導権を握ったのは高知のエスケイエンジェル。シーアフェアリーは1周目4角で2番手のポジションを確保すると、3角過ぎから仕掛けて4角手前で先頭に立ちいったん後続を引き離した。最後はいっぱいになりかけながらも後続馬の強襲をしのいで押し切った。

 「早め早めの方が合うタイプで強気の競馬をした。最後は長所であるバテない走りでうまくいきました。また(重賞へ)参戦したいですね」と岡部誠は相棒との会心の勝利を振り返る。

 管理する安部幸師も「園田は合うのかよく走ってくれる。年内はあと1走して放牧へ出し、来年もまた来たいと思っています」と今後も園田の重賞参戦への意欲を示した。

 園田での2勝で西日本の中距離女王の座に就いたシーアフェアリーがさらなる高みを目指す。

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