【地方競馬】園田プリンセスカップはグラーツィアがV 好発決め逃げ切り重賞初制覇

 「園田プリンセスカップ」(23日、園田)

 ゲートで暴れたアダラの競走除外により、11頭立てとなった園田プリンセスカップを制したのは、ホッカイドウ競馬所属の3番人気のグラーツィア。好発を決めて逃げ切った。中団追走から伸びた1番人気のスティールノーヴァが2着に入り、好位で粘った2番人気のアンサンが3着だった。

 直前放馬のアクシデントを克服して、ホッカイドウ競馬所属のグラーツィアが園田の地で重賞初制覇を飾った。

 スタート後の主導権争いを1角手前で制してハナに立ったグラーツィア。向正面半ばではいったん独り旅に持ち込んだが、3角過ぎからスティールノーヴァが迫って並びかけられた。しかしそこから再び引き離して最後は3馬身差をつけて逃げ切った。

 「メンタルの強い子と感じましたね。道中はリラックスして走れていたし、並ばれても辛抱した。これからの距離も問題ないタイプでしょう」と初コンビを組んだ名手・田中学が将来性について太鼓判を押した。

 指揮官不在のため今後のローテーションは分からないが、まずはグランダムジャパン2021・2歳シーズン初戦を制したことで、残りのシーズンでも勝利を積み重ねていくだろう。

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