【地方競馬】園田オータムトロフィーでエイシンビッグボスが重賞初制覇

 「園田オータムトロフィー」(9日、園田)

 スタート後すぐに主導権を握った2番人気のエイシンビッグボスが、3角過ぎで引き離しにかかり、そのまま押し切って初重賞制覇を飾った。2着には中団追走からインを突いて伸びた9番人気のトリニティノットが入り、ペースアップから伸びあぐねた1番人気のビーザベストは盛り返すも3着。3連単は5万3700円の波乱となった。

 エイシンビッグボスが力強く逃げ切ってトライアルレース・クリスタル賞2着の雪辱を果たした。前走同様、積極的に逃げに打って出た。向正面半ばでピッチを上げると、道中ピッタリマークしていたビーザベストを徐々に引き離しにかかり、ゴール前迫ってきたトリニティノットを封じてゴールした。

 「発馬後すぐの3角でハミを抜いてリラックスして走れたのが良かった。思い通りに運べてこれで差されたら自分が悪いと思って追いました」と振り返る下原理。園田転入後7戦手綱を取り続けてきた相棒と初タイトルをゲットした。管理する橋本明師も「暑さで思うように近2戦は調教が進まなかったが、この中間はハードに追って仕上げに自信は持っていました。次は直接デイリースポーツ賞・楠賞(11月2日)へ」と新たな目標を掲げた。騎手、トレーナーともども「1400メートルの方がベター」と語る新星は、ベストの舞台で全国からの強豪を迎え撃つ。

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