A1級の1500メートル戦。同距離の前走で新境地を拓いたタガノラガッツォに期待したい。兵庫オープン馬の中でも屈指の破壊力を武器に短距離の差し馬というイメージが定着していた同馬が、7F戦を超えた距離でまさかの逃げ切り勝ち。最後まで脚色が衰えることのない快勝で勝ち時計も優秀だった。距離適性は間違いなく高く、斤量57キロでも連勝が濃厚だ。
イルティモーネは前走、JRA500万下相手に2着。勝ち馬にうまく乗られた印象で地力上位は十分に示したレースぶりだった。地元馬同士に戻って改めて勝利を目指す。底力のあるヒダルマは初の姫路が合いそう。顔ぶれからも反撃に転じる。