【報知グランプリC】ゴールドホイヤーが復活V 6番人気が直線一気でダービーの雪辱

報知グランプリカップを制したゴールドホイヤーと関係者=船橋競馬場(撮影・持木克友)
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 「報知グランプリカップ・S3」(11日、船橋)

 開催4日目の11Rで行われ、ゴールドホイヤーが重賞3勝目を挙げた。6番人気は道中3番手から直線抜け出し、昨年の羽田盃以来の1着となった。2着は5番人気のリンゾウチャネル、3着には2番人気のグレンツェントが入った。なお、優勝馬は「かしわ記念・Jpn1」(5月5日、船橋)、上位2頭は「ダイオライト記念・Jpn2」(3月17日、船橋)、上位3頭は「京成盃グランドマイラーズ・S3」(4月8日、船橋)の優先出走権を獲得した。

 昨春のクラシック戦線で雲取賞、羽田盃を連勝しながら、東京ダービーは1番人気で5着と涙を飲んだゴールドホイヤーが、古馬中距離戦線での主役に名乗りを上げた。

 戦前の予想通り、サルサディオーネがハナを切るも、2019年のホッカイドウ三冠馬リンゾウチャネルが3角過ぎからこれに馬体を併せて競りかける展開。このツバ競り合いを、ゴールドホイヤーが絶好の位置から差し切った。

 「今日は積極的な競馬をしようと思っていたし、いい形になった。2頭が行った時は付いて行けなかったけど、直線向いてからはいい脚でした」と山崎誠。管理する岩本洋師も「ダービーではファンの皆さんに迷惑をかけたけど、骨折明け3戦目で期待してました。これからが楽しみです」と、古馬になっての巻き返しに手応え十分の表情だった。

 リンゾウチャネル(2着)「いい手応えだったが、抜け出すと気を抜くところがあった」(酒井忍)

 グレンツェント(3着)「レースはうまくいったけど、伸びなかった。現状はマイルの方がいいのかな」(森泰斗)

 コパノジャッキー(4着)「思ったより、勝負どころで離されてしまった。空馬の影響もあった」(藤田凌)

 サルサディオーネ(5着)「久しぶりだったからかな、返し馬でもたれていたし、勝負どころでも伸びなかった」(矢野貴)

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