【地方競馬】ルイドフィーネがロジータ記念V 末脚発揮で春の雪辱

アクアリーブルに競り勝ちロジータ記念を制したルイドフィーネ(右)=川崎競馬場(撮影・持木克友)
ルイドフィーネでロジータ記念を制した森泰斗=川崎競馬場(撮影・持木克友)
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 「デイリー盃 ロジータ記念・S1」(11日、川崎)

 開催3日目の11Rで行われ、好位を追走した2番人気のルイドフィーネが、最後の直線で1番人気のアクアリーブルを差し切って春の雪辱を果たした。鞍上の森泰斗は2日連続の重賞制覇。3着には7番人気のコーラルツッキーが食い込んだ。なお、優勝馬は「第66回クイーン賞・Jpn3」(12月3日、船橋)および「第14回シンデレラマイル・S3」(12月30日、大井)の優先出走権を獲得した。

 念願の初タイトルを手に入れた。ルイドフィーネが力強い末脚を繰り出して重賞初制覇を果たした。道中は好位のインを追走。2周目の4角手前で外に持ち出す。直線では2冠馬アクアリーブルとの追い比べを制して、さっそうとVゴールを駆け抜けた。

 前日のローレル賞に続いて2日連続の重賞制覇となった森泰斗は「“何とか一つ獲らせたい”と託された手綱だったので、勝ってホッとしています」と安どの表情を浮かべた。「2冠馬を負かす強い競馬を見せてくれた。すごく乗りやすくてセンスがいい」とパートナーをたたえた。

 今春の牝馬三冠ロードでは桜花賞3着、東京プリンセス賞3着、関東オークス4着と全て掲示板を確保したが、タイトルには届かなかった。それだけに「やっと一つ勝てて、うれしく思います」と内田勝師の喜びはひとしおだ。今回の勝利をステップに飛躍を目指す。

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