【地方競馬】ケラススヴィアがローレル賞制覇 デビューから3連勝で初タイトル

 デビューから無傷でローレル賞を制したケラススヴィア(撮影・持木克友)
 デビューから無傷でローレル賞を制したケラススヴィア(中央)
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 「ローレル賞・S2」(10日、川崎)

 開催2日目の11Rで行われ、3番人気のケラススヴィアが好位キープから直線抜け出し、デビュー3戦3勝で初タイトルを獲得した。先行した6番人気のセカイノホシと、1番人気のナジャが2、3着に粘った。なお、1~3着馬は「第44回東京2歳優駿牝馬・S1」(12月31日、大井)の優先出走権を獲得した。

 3頭による激しい叩き合いを制して、ケラススヴィアがデビューから無傷3連勝。今年も共にリーディングトップを快走する森泰斗と小久保智師のタッグでつかんだ初重賞ゴールだ。

 初の遠征でも力を発揮。逃げるセカイノホシ、1番人気のナジャ、サラママを見ながら3番手の内ラチ沿いで流れに乗った。「砂をかぶる競馬は初めて。それでもビックリするぐらい動じていなかった」と鞍上は舌を巻く。最後の直線でセカイノホシ、ナジャとの追い比べに持ち込むと、力強くゴール前で伸びた。新馬戦以来の再タッグだったが「厩舎の力も素晴らしいので、さらに進化している」と成長ぶりを実感した。

 母のレディパッションは、近親に2006年の武蔵野S勝ちなどで活躍したシーキングザベストを持つ血統。指揮官は「負けさせないように、勝ったまま桜花賞へ向かいたい」と来春を見据える。そのためにも、まずは年末。「オーナーと相談してからだけど、僕は行くつもり」と、東京2歳優駿牝馬で無傷4連勝を狙う。

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