【地方競馬】摂津杯はジンギが完勝 3回目の重賞制覇を成し遂げる

 「摂津杯」(14日、園田)

 1番人気のジンギが道中2番手追走から2周目3角で先頭に立ち、そのまま後続を引き離して優勝。昨年4月の菊水賞以来、3回目の重賞制覇を成し遂げた。2着は3番手追走から伸びた3番人気の昨年の優勝馬・ヒダルマ、3着には中団から伸びた2番人気のタガノジーニアスが入った。

 毎年恒例の真夏のハンデ重賞を制したのは、メンバー中トップハンデの57キロを背負ったジンギ。兵庫三冠1冠目の19年4月の菊水賞優勝以来、1年4カ月ぶりの重賞制覇となった。

 逃げるオニチャンから離れず番手で追走したジンギ。向正面半ばで仕掛けると3角で早くも先頭。直線に入ると後続を引き離し、ゴールでは3馬身差をつける完勝だった。

 「まだ調教時にはやんちゃなところがあるように幼いところもあるのですが、強い競馬をしてくれましたね。涼しくなればもっと良くなりますよ」と田中学は相棒との久々の重賞制覇を喜び、さらなる良化を示唆する。

 勝利を見届けた橋本明師は「体力がついて昨年とは状態が違った。今後はオーナーとの相談だが、交流重賞も視野に」と高い目標を掲げる。兵庫でデビューした素質馬の全国級の活躍に期待したい。

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