【地方競馬】ベストマッチョがプラチナカップV 転入2戦目で重賞初制覇

 重賞初勝利を果たしたベストマッチョ(撮影・持木克友)
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 「プラチナカップ・S3」(23日、浦和)

 開催初日の11Rで行われ、ベストマッチョが重賞初制覇を成し遂げた。断然の1番人気に支持された転入2戦目を、道中2番手から抜け出して快勝した。中団を追走した4番人気のインペリシャブルが1馬身2分の1差の2着に食い込み、3着には2番人気のダノンレジーナが入った。なお、優勝馬は「第31回テレ玉杯オーバルスプリント・Jpn2」(9月22日・浦和)の優先出走権を獲得した。

 転入2戦目で重賞初制覇のベストマッチョ。正攻法の競馬で、ついに成し遂げた。手綱を取った森泰斗は「スタートで1番(エッシャー)が主張したので、2番手につけた。枠順も並びも理想的」と勝因を挙げた。

 逃げるエッシャーを追走し、ベストマッチョは3角過ぎから進出。4角で先頭に立つと、そのまま押し切った。「前走時は物見しながら走っていたので、先導役がいる方がいいのかなと思った。最後の粘りが強くなって欲しいので、励ましの意味でしっかり追った」と鞍上は振り返った。

 管理する佐々木仁師は「前走後も順調で上積みもあったし、もまれない理想的な競馬だった。7歳だけど、まだまだ元気」と期待を膨らませる。スピードに磨きをかけて、さらなる飛躍を目指す。

 インペリシャブル(2着)「いい位置で競馬ができ、直線もしっかり伸びた。このような競馬ができれば先々が楽しみ。馬体が増えていたのも良かった」(矢野貴)

 ダノンレジーナ(3着)「初めて騎乗したけど、いい馬だね。競馬内容も良く、今後が楽しみ」(左海誠)

 エッシャー(4着)「いいスタートで、気持ち良く馬を走らせることができた。今回は勝ち馬が強かったが、この馬も内容は良く、今後も期待できる」(張田昂)

 ワンパーセント(5着)「ゲート入りをゴネたけど、3角からハミを取り、いい内容の競馬ができた。次は良馬場でやりたい」(本橋孝)

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