【地方競馬】エイシンエンジョイが重賞4勝目
「園田FCスプリント」(25日、園田)
1番人気のエイシンエンジョイが好発を決め、一気に逃げ切って優勝。昨年2着の雪辱を果たして重賞4勝目を飾った。2着には直線大外から伸びて首差まで迫った2番人気のダノングッド。3着には中団から差を詰めた9番人気のコウエイタケルが入った。
兵庫で年に一度の820メートルの重賞レース。好発を決めたエイシンエンジョイが逃げ切った。スタート後に、すぐさまハナに立つと徐々に後続との差を広げる。直線はダノングッドの猛追にあったが、首差封じてゴールした。
「今日はいつも以上に(ゲートを)出られて楽に逃げられた」と振り返る下原理は、昨年のタガノカピートに続いての当レース連覇を果たした。管理する橋本明師は「(昨年2着で)今年はやり返さないと、と思っていた。ここまで予定通りに使ってきましたから夏休みが必要かな」と勝利を喜び、全国の韋駄天が集う「習志野きらっとスプリント(船橋・7月22日)」は見送る模様。重賞4勝目をゲットした同馬が、今後も兵庫短距離界を引っ張る。