【地方競馬】ブラヴールが京浜盃V ミシェル騎手は8着

 馬群を抜け出し京浜盃を制したブラヴール(左)=撮影・持木克友
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 「京浜盃・S2」(18日、大井)

 開催4日目の11Rで行われ、南関東ゆかりの血統馬で8番人気のブラヴールが、4角8番手から直線一気で重賞初制覇を果たした。2着には1番人気のコバルトウィング、3着には3番人気のティーズダンクが入った。なお、1~3着馬は「第65回羽田盃・S1」(4月29日・大井)の優先出走権を獲得した。

 序盤は後方に位置取り、向正面で徐々にポジションを上げた。直線で外に持ち出すとエンジン全開。メンバー最速の上がり3F38秒0の末脚を発揮。主戦の本橋孝は「馬が想像以上に成長している」と上昇ぶりを感じ取っていた。

 前走のクラシックトライアルに続いての連勝で重賞初制覇。父セレン、母チャームアスリープともに管理した佐藤賢師は「それぞれのいいところを取っている」と資質を評価する。次走は羽田盃を予定。「強い馬が出てくると思うが、負けないように仕上げていきたい」。前哨戦を制して勇躍、クラシック本番へ向かう。

 一方で、ミシェルは9番人気のブリッグオドーンに騎乗。スタートでつまずいて後方からの競馬になったが、最後に追い上げて8着。「3、4角で気難しさを出したけど、きちんと気持ちを入れ直して走ってくれました」と振り返った。

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