【16日・園田11R 第51回摂津盃】11連勝中のヒダルマが重賞初挑戦でタイトルをゲット
真夏のハンデ戦重賞として恒例となった摂津盃。今年も中、長距離での重賞を好走する常連組みの古豪が顔をそろえたが、そのメンバーを差し置いて本命視するのはヒダルマ。
JRAから昨年10月に園田に転入後、目下無傷で11連勝中。その間相手強化をものともせずパフォーマンスを上げており、まだ底を全く見せていない大器だ。
一層の相手強化、初の1700メートル戦と克服すべきハードルは今まで以上に高くなるが、あっさりとはねのけて、重賞初挑戦でタイトルを獲得する。
ハンデ頭は連覇に挑む57キロのタガノヴェリテと、同じく新子雅厩舎で重賞で善戦を重ねるメイショウオオゼキ。
前者は前走の名古屋遠征で減った馬体重の回復が鍵を握るが、元々ムラ駆け気味の傾向で一変実績も十分。後者も前走はやや不本意だったが、2~4走前のレースぶりは地力の高さを存分に示すもの。顔ぶれからも今度こそ待望の重賞取りだ。
急速に力を付けているマコトタリスマンも侮れない一頭。昨年の兵庫ダービー馬・コーナスフロリダも目標としてきたレースで復活を狙う。