【地方競馬】ベンテンコゾウが京成盃制覇 逃げ切って南関東重賞初V

 ベンテンコゾウで京成盃グランドマイラーズを制しポーズをきめる御神本(撮影・持木克友)
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 「京成盃グランドマイラーズ・S3」(19日、船橋)

 開催3日目の11Rで行われ、1番人気のベンテンコゾウが逃げ切って南関東での重賞初制覇を成し遂げた。好位で追走した4番人気のリコーワルサーが2着、転入初戦で3番人気のミッシングリンクが3着に入った。重賞最年長Vがかかっていた的場文騎乗で2番人気のクリスタルシルバーは、直線で伸びを欠いて8着に終わった。

 ベンテンコゾウが潜在能力の高さをアピールした。手綱を取った御神本訓は「いいリズムで入れたので、最後まで踏ん張ってくれました。強いベンテンコゾウを見せることができてホッとしています」と冷静に振り返った。

 レースでは、ベンテンコゾウがダッシュを利かせてハナへ。ミッシングリンクが2番手を追走。ベンテンコゾウは道中スムーズに運び、4角でも手応え十分。直線ではリコーワルサーの猛追を振り切り、2馬身半差をつけてフィニッシュした。

 先行力は目を見張るものがある。川島一師は「レースは完璧でした。強い馬がいましたが、うちのベンテンも強いので。パワーアップしているし、随分、良くなっている」と目を細めた。次走は未定だが、今後も重賞戦線で活躍が期待できそうだ。

 記録更新を逃した的場文は「あんなに伸びない馬ではないのだが、道中の手応えがよくなかったし、船橋が合わないのかも。大井の方がいい」と嘆いた。

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