【地方競馬】ウインムートがさきたま杯V 4番人気が逃げ切って快勝
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「さきたま杯・Jpn2」(29日、浦和)
開催3日目の11Rで行われ、4番人気のウインムートが逃げ切って交流重賞2勝目を挙げた。3角手前で外から2番手に進出した1番人気のサクセスエナジーが2馬身2分の1差の2着に粘り、好位を追走したキタサンミカヅキは直線で伸びず3着確保が精いっぱいだった。
昨年末の兵庫ゴールドトロフィー・Jpn3に続いて2個目の重賞タイトルを獲得したウインムート。手綱を取った和田は「逃げたいな、と思っていました。いい展開になりました。終始、余裕がありました」と冷静にレースを振り返った。
レースで、ウインムートはスタートからダッシュ力を利かせてハナヘ。道中は軽やかなフットワークで快走。勝負どころから昨年の覇者サクセスエナジーが迫ってきたが、全く動じない。直線では二枚腰を繰り出す。そのまま後続を寄せ付けずに押し切った。
6歳春にして充実期を迎えたロージズインメイ産駒。今年の最大のターゲットはJBCスプリント・Jpn1(11月4日・浦和)に置いている。「JBCが行われる浦和で、勝つことができてうれしいです」と加用師。スピードに一段と磨きをかけて高みを目指す。